夢の正体が未だ不明という衝撃の事実と考察

Kellepics fantasy 2861107 考察都市伝説

昨日の夜、めちゃくちゃリアルな夢を見た。

会社の会議中に、なぜか小学校の担任の先生が出てきて、僕に「宿題出してないよね?」って言ってくるんです。いや、僕もう20代後半なんですけど。しかも隣の席に座ってるのが、3年前に別れた元カノで、なぜか猫を抱いている。

目が覚めた瞬間、心臓がバクバクしてた。

「……夢か」って安心するんだけど、同時にちょっと不思議な気持ちにもなる。あの世界は一体なんだったんだろう。あの会議室も、先生の声も、元カノの横顔も、あの瞬間は確かに「本物」だったのに。

僕は別に科学者でもないし、頭がいいわけでもない。ただの会社員です。でも夜、布団に入って天井を見つめていると、ふと考えてしまうことがある。

夢って、なんなんだろう。

今日はそんな話を、ゆるく書いてみようと思います。

人類はずっと夢に振り回されてきた

考えてみれば、人間って大昔からずっと夢に翻弄されてきたんですよね。

何千年も前の人たちは、夢を「神様からのメッセージ」だと思っていたらしい。夢で見た内容を石に刻んで記録したり、夢の内容で国の方針を決めたりしていた時代もあったとか。

いやいや、それで国家運営するのはさすがに怖い。

でも、ちょっとだけ気持ちは分かる。だって夢って、ときどきやけに意味深じゃないですか。「これは何かのサインなんじゃないか」って思いたくなる。好きな人が夢に出てきたら「もしかして両思い?」って期待するし、怖い夢を見たら「何か悪いことが起きる前触れ?」って不安になる。

数千年前から現代まで、人類がずっと「夢占い」的なことをやり続けてるって考えると、なんかちょっと可愛いなと思ったりもする。テクノロジーは進化しまくってるのに、夢に対するリアクションだけは原始時代とそんなに変わってない。

科学は夢のことをどこまで分かっているのか

で、じゃあ現代の科学は夢の正体を突き止めたのかというと、これがまた面白くて。

正直、ほとんど分かっていない。

僕はこれを知ったとき、ちょっとびっくりした。AIが絵を描いたり、宇宙にロケットを飛ばしたりしている時代に、毎晩見てる夢のことすら分かっていないって。人間、足元のことが一番見えないっていうやつなのかもしれない。

一応、有力な説はいくつかあるらしい。

たとえば、「夢は記憶の整理作業だ」 という考え方。僕らの脳は、起きている間にとんでもない量の情報を受け取っている。目に入る景色、会話の内容、スマホでスクロールした何百という投稿。そういう膨大な情報を、寝ている間に仕分けして、いるものは残して、いらないものは捨てている。その「仕分け作業中」に漏れ出してくる映像ノイズが、夢として見えているんじゃないか、という話。

引っ越しの片付けをイメージすると分かりやすいかもしれない。押し入れの奥から懐かしいアルバムや昔のゲームソフトが出てきて、「うわ、懐かしい!」ってなるあの感じ。脳が記憶の大掃除をしている最中に、過去の記憶の断片がポロポロ出てきて、それが夢になっている。

確かに、その日に印象的だった出来事って夢に出てきやすい。好きなアイドルの動画をずっと見てた日は、夢にそのアイドルが出てくる。昔は「好きな人の写真を枕の下に入れると夢に出てくる」なんて言われてたけど、あながち間違いじゃないのかもしれない。脳に強く刻まれた情報が夢に反映されるなら、寝る前にその人のことを強く考えれば夢に出やすくなる理屈は通る。

ただ、これもあくまで「説」でしかない。

しっかりした実験で完全に証明されたわけじゃないし、否定する意見もある。科学ってすごいなと思う反面、夢に関しては「うーん、まだよく分かんないっす」って正直に言ってくれてるところが、僕はむしろ好感を持てる。分からないことを分からないって言えるのは、実はすごく誠実なことだと思うから。

夢は「危険への予行演習」かもしれない

もう一つ面白いなと思った考え方がある。

夢は、命の危険に対するシミュレーションだ という説。

これ、最初に聞いたとき「は?」って思ったんですけど、よくよく考えるとけっこう納得がいく。

たとえば、僕はよく「会社に遅刻する夢」を見る。電車に乗り遅れて、走っても走ってもオフィスにたどり着けないやつ。あれ、めちゃくちゃ焦るんですよね。心臓バクバクで目が覚める。(そして時計を見て「まだ3時か……」って安心するまでがセット。)

あの夢、もしかしたら脳が「遅刻したらどうするか」を本能的にシミュレーションしてくれていたのかもしれない。

実際、動物も夢を見るらしい。僕の実家で飼ってた犬は、寝ながら足をバタバタさせてた。たぶん夢の中で走ってたんだと思う。しかも研究によると、迷路を走ったラットが、寝ている間に同じコースを脳内で再現していた可能性があるとか。つまり夢の中で「練習」してるわけです。

ちなみに魚とか蜘蛛まで夢を見てる可能性があるって話もあるらしくて。蜘蛛の夢って何を見てるんですかね。巣の張り方の復習とかかな。虫にも夢があると思うと、ちょっとだけ世界が優しく見える。(急にどうした?って顔されるやつ。)

遅刻の夢もお化けに追いかけられる夢も、脳が「もしこうなったら?」を先回りして練習してくれてるんだとしたら、ちょっと脳に感謝したくなる。余計なお世話だけど。

夢を「操れる」人がいるという事実

ここからちょっと面白い話になるんですけど、夢の中で「今これは夢だ」と気づける人がいるらしい。

これを 明晰夢(めいせきむ) っていう。

普通、夢を見てる間って、それが夢だとは気づかないじゃないですか。どんなにありえない展開でも、夢の中では「まあそういうものか」って受け入れちゃう。空を飛んでても、死んだはずのペットと話しても、なぜか違和感を感じない。

でも明晰夢の状態になると、「あ、これ夢だ」って自覚できる。しかも自覚したうえで、夢の内容を自分で操作できることもあるらしい。空を飛びたければ飛べるし、行きたい場所に瞬間移動もできる。

僕も高校生の頃、なんかの記事を読んで明晰夢にハマったことがある。寝る前に「これは夢だ、これは夢だ」って念じたり、日中に「今、夢の中じゃないか?」って自分に問いかける練習をしてた。

で、数回だけ成功したことがある。

夢の中で「あ、これ夢じゃん」って気づいた瞬間、世界がパキッとクリアになるんですよ。色がはっきりして、音も鮮明になる。「よし、空飛んでみよう」と思って飛んだら本当に飛べた。あの感覚は今でも覚えてる。

ただ、すぐ覚めるんですよね。「うわ、飛んでる!すごい!」って興奮した瞬間に目が覚める。感情が高ぶると脳が覚醒してしまうらしい。なんとも切ない。

ちなみに明晰夢を体験したことがある人は意外と多くて、約50%くらいの人が一度は経験しているんだとか。ただ定期的に見られる人は25%程度で、しかもその多くは女性だそうです。僕みたいに「何回か成功したけど続かなかった」っていうタイプが一番多いんじゃないかな。もし自在に操れるようになったら、睡眠が人生最大の娯楽になりそうなんだけど。

科学的にも、明晰夢を見ている人の脳波を調べたら、夢を見ている時の脳波と起きている時の脳波が混在していたっていう研究結果があるらしい。さらにすごいのは、明晰夢を見ている人に現実世界から算数の問題を出したら、目の動きで答えを返してきたっていう実験もあるとか。

夢の世界と現実世界で通信してるみたいで、なんかSF映画みたいな話じゃないですか。

ただ、明晰夢にはリスクもあるみたいで。やりすぎると寝ても疲れが取れなくなったり、最悪の場合、夢と現実の区別がつかなくなることもあるんだとか。本来は忘れるはずのあやふやな夢の記憶を、無理やり鮮明に焼き付ける行為だから、脳に負担がかかるのは当然かもしれない。

面白いけど、ほどほどにしておいたほうがよさそうです。

夢と現実の「境界線」は本当にあるのか

ここからは、もうちょっと深い話。

夢から覚めた時、「あー、夢で良かった」ってホッとすることがある。でも逆に、「あっちの世界のほうが良かったな」って思うこともある。夢の中で好きな人と付き合ってたりすると、目が覚めた瞬間の虚しさったらない。あの落差、なんとかなりませんかね。

で、ふと思ったんです。

夢と現実って、実は同じ原理で動いてるんじゃないか? って。

考えてみれば、僕らが「現実」だと思ってるこの世界も、結局は五感で受け取った情報を脳の中で再構築したものでしかない。目で見ている景色も、耳で聞いている音も、全部脳の中の電気信号に変換されて、脳が「こういう世界ですよ」って映し出しているだけ。

夢も同じ。脳の中の電気信号で世界を構築している。

つまり、夢も現実も、脳にとっては 同じ「電気信号の世界」 なわけです。

もし仮に、夢の世界がめちゃくちゃリアルで、五感も完全に再現されていたとしたら。僕らはそれを「夢だ」と見抜けるんだろうか。むしろ、今こうしてスマホの画面を見ているこの瞬間が、実は夢の中だったりしないだろうか。

……こういうことを夜中に考え始めると止まらなくなるんですよ。そして翌朝、寝不足で会社に行くことになる。本末転倒。

よく考えたら、僕らは普段の生活の中で、この世界が「本物」かどうかなんて疑いもしない。でも夢の中にいるときも同じで、あの世界が「偽物」だなんて微塵も思わない。つまり僕らは、自分がいる世界を常に「本物だ」と思い込む生き物なんですよね。そう考えると、夢と現実の境界線って、思ってるほどはっきりしたものじゃないのかもしれない。

夢は「別の世界」を覗いているのかもしれない

ここからはもう完全に「考察」というか、妄想に近い話です。でも面白いから書く。

人間の意識の奥の奥の奥には、個人を超えた「もっと大きな意識の層」があるんじゃないかっていう考え方がある。僕ら一人一人の意識は海面に浮かぶ氷山みたいなもので、水面下にはもっと巨大な無意識が広がっている。そしてその無意識をさらに深く潜っていくと、全ての人間に共通する「底」みたいな場所に行き着く——という話。

もしそれが本当だとしたら、夢は、その「底」にアクセスするための通路なのかもしれない。

普段の僕らは、自分の小さな意識の中で生きている。でも眠ると、論理的な思考が弱まって、意識のガードが下がる。そうすると、普段はアクセスできないような深い層にたどり着くことがある。そこには自分一人じゃ思いつかないようなアイデアや、見たこともない風景が存在している。

実際、歴史上の偉大な発明やアイデアが夢から生まれたっていう話はけっこうある。ミシンの仕組みとか、化学の世界で使われている重要な図式とか。夢の中で「これだ!」って閃いて、目が覚めた瞬間にメモした、みたいな逸話。

僕自身も、夢の中でブログのネタが降ってきたことが何回かある。目が覚めた瞬間は「これは天才的な発見だ……!」ってめちゃくちゃ興奮してるんだけど、メモを見返すと「は?何これ?」ってなることがほとんど。天才のフリした寝ぼけだった。悲しい。

でもたまに、本当に使えるアイデアが混じっていることもある。あの瞬間だけは、自分の脳のどこか知らない引き出しが開いた感覚がする。

もしかしたら、寝るたびに違う世界線にいるのかも

さらに飛躍した話をすると、夢で見る世界が パラレルワールド だっていう仮説もあったりする。

この宇宙には、僕らが住んでるこの世界とは別に、無数の並行世界が存在するかもしれないっていう物理学の考え方がある。それぞれの世界では、ちょっとずつ違う出来事が起きていて、ちょっとずつ違う「もう一人の自分」が生きている。

で、もしかしたら夢を見ている時、僕らの意識はその「別の世界」を覗き見しているのかもしれない——という話。

正直、これは科学的に証明されてるわけじゃない。ロマンの域を出ない。でも、僕はこういう「もしかしたら」が好きだ。

だって、考えてみてください。僕らは毎日、絶対に眠らなきゃいけない。どんなに頑張っても、いつかは意識を手放さなきゃいけない。睡眠を完全に奪われた生き物は、例外なく死んでしまう。

なぜ意識を失わなければ生きていけないのか。

これ、冷静に考えるとめちゃくちゃ不思議じゃないですか。体を休めるだけなら、別に意識がなくなる必要はないはずなんですよ。でも僕らは毎晩、強制的に意識をシャットダウンされる。まるで世界を再起動するために、一度ログアウトしなきゃいけないみたいに。

もしかしたら、朝目が覚めるたびに、僕らは微妙に違う世界で目を覚ましているのかもしれない。昨日と今日で、ほんの少しだけ世界線が変わっている。でもその違いが小さすぎて、誰も気づかない。

……うん、完全にSFですね。でも面白くないですか。

分からないまま、今夜も眠る

ここまで色々と書いてきたけど、結局、夢の正体は分からない。

科学は「記憶の整理かもしれない」と言う。「シミュレーションかもしれない」とも言う。もっとぶっ飛んだ話になると、「パラレルワールドへの入り口かもしれない」なんて仮説まで出てくる。

でも、どれも 「かもしれない」 止まりなんですよね。

僕はそれでいいと思ってる。

全部解明されちゃったら、ちょっと寂しいから。夜、布団に入って目を閉じた先に、まだ誰にも分からない世界が広がっているっていうのは、悪くない。むしろ、毎晩タダで未知の世界に行けるって考えたら、睡眠って最高のエンタメかもしれない。(寝坊の言い訳にはならないけど。)

この世界は一体何なのか。夢は一体何なのか。僕らはなぜ眠らなきゃいけないのか。

答えは出ない。たぶん、僕が生きてる間には出ない。

でもそういう「分からないもの」を抱えたまま生きていくのも、そんなに悪くないんじゃないかなと思う。分からないくらいが、ちょうどよく面白いのかもしれない。

人間ってたぶん、全部知りたいのに全部は知れないっていう矛盾の中を生きてる。夢もそう。毎晩見てるのに、その正体は誰にも分からない。でもだからこそ、夜ベッドに入る瞬間にほんの少しだけワクワクできる。今夜はどんな世界が待ってるんだろうって。

さて、今夜はどんな夢を見るんだろう。

できれば、元カノじゃなくて宝くじが当たる夢がいいな。

切実に。

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