海の謎8選|いまだ解明されない深海の世界~正体不明の音と巨大生物の都市伝説~

海の謎 考察都市伝説

宇宙より「海」の方が分からないらしい

夜中にふと、こんなことを知ってしまったんですよね。

「宇宙よりも、海の方が解明されていないことが多い」

宇宙って、9割以上が謎だとよく言われますよね。ダークマターとか、ブラックホールの中身とか。あんなに広いんだから当然だろうと。でも、その宇宙よりも、足元にある海の方が分かっていないことが多いと聞いて、ちょっと固まったんです。

だって海ですよ。船も潜水艦もあるし、毎日誰かが泳いでる。なのに分かっていない。考えてみれば、僕らが行ったことがあるのは「海の表面」だけで、その下の真っ暗な深さには、ほとんど誰も行けていない。

そう思ったら、急に海が怖くなってきた。同時に、めちゃくちゃ気になってきた。今回はそんな「いまだに解明されていない海の謎」を、僕が調べて勝手に震えていた話です。考察というか、ほぼ感想です。

海の底から聞こえる「正体不明の音」がある

最初に知って一番ゾッとしたのが、これでした。

海の底から、正体不明の音が観測されているらしいんです。

しかも何十年も前から、観測機器でちゃんと記録されている。たとえば1990年代に観測された、ある低い音。氷山が崩れる音だという説明もあるんですが、生物の鳴き声のような特徴も混じっていて、結論が出ていないらしい。

ここで一番ヤバいのが、もしその音が生物の鳴き声だとした場合の、想定される体の大きさです。

推定100メートル。

地球最大のシロナガスクジラが30メートルなので、その3倍以上。そんな生き物、確認されていません。

冷静に考えれば、たぶん氷河とか地殻変動とか、自然現象なんだと思います。たぶん。でも「もしかしたら100メートルの未確認生物が、深海でずっと鳴いてるかもしれない」と想像すると、もう夜眠れなくなる。

僕は正直、ロマンとしては「未確認の巨大生物であってほしい」と思っちゃう側の人間です。怖いくせに、いてほしい。この矛盾、分かってくれる人いますかね。 それと、この音には別の種類のものもあって、季節によって聞こえ方が変わるものもあるそうです。春と秋によく聞こえる、とか。海の底で、誰が、何が、季節に合わせて音を出しているのか。考え出すとキリがない。

僕が個人的に引っかかったのは、「観測当初は強かった音が、近年は弱くなっている」という部分でした。

もし自然現象なら、そんなに規則的に弱まるものかな、と素人なりに思ってしまう。逆に生物なら、その個体が年老いてきたとか、数が減ってきたとか、そういう想像もできてしまう。もちろん全部僕の妄想です。でも妄想が止まらない。これが海の怖いところだと思います。

深海の生き物が、やたらと巨大になる現象

次に面白かったのが、「深海巨大症」というやつです。

深海で生きる生き物は、浅い場所の同じ仲間より、なぜか大きくなる傾向があるんですよね。ダイオウイカとか、リュウグウノツカイとか。

なんで大きくなるのか、はっきりした理由はまだ分かっていないらしいんですが、いくつか説があります。

ひとつは、水圧に耐えるため。深海は水圧がとんでもなくて、ある深さになると金属バットすらぺしゃんこに潰れるレベルらしい。そりゃ体も頑丈になるよなと。

もうひとつは、寒さ対策。深海は太陽の光が届かなくて、めちゃくちゃ寒い。体が大きいほど、体重に対して表面積が小さくなって、熱が逃げにくくなる。これは寒い地域のクマほど体が大きい、という法則と同じ理屈です。

あとは、少ない食事で生きるため。深海は餌が少ないので、体を大きくして代謝を抑えた方が燃費がいい、という説もある。

どれも「なるほどな」と思うんですが、どれも推測の域を出ていないらしい。つまり、僕らは深海の生き物がなぜデカいのか、ちゃんとは知らないんです。すぐそこの海なのに。

ちなみに僕は水族館で巨大なタカアシガニを見たとき、しばらく動けなくなったことがあります。あの脚の長さ、関節の角度、全部が「地上の常識」から少しズレてるんですよね。あれを見ると、深海というのが本当に「別世界」なんだと体で分かる。同じ地球なのに、ルールが違う場所が、確かにある。

「謎の大型海洋生物」は、本当にいないのか

シーサーペントとか、クラーケンとか。昔から世界中で「巨大な海の生物を見た」という目撃談が記録されています。

長い首と、ヒレを持った巨大な死体が打ち上げられた話とか、潜水艦が巨大なワニのような生物に遭遇した話とか。読んでいると、かなりワクワクします。

ただ、こういう話の多くは、結局「何かの死骸の見間違い」だったりするんですよね。

有名なのが、引き上げられた謎の死骸が「ニューネッシー」と話題になったけど、解剖したら普通のサメの死骸だった、というやつ。腐敗したサメの死骸って、首長竜みたいな形に見えることがあるらしいです。

だから大半は、見間違いか死骸なんだと思います。思うんですけど、それでも「全部が説明できているわけじゃない」というのが正直なところで。

新種の大型生物の可能性も、完全には否定できない。海の大半が未調査なんだから、何がいてもおかしくないんですよね。この「否定しきれない」という余白が、僕はけっこう好きなんです。

海が青白く光る「乳白色の海」という現象

これは知らなかったんですが、海面が広い範囲で青白く光る現象があるらしいです。

その範囲、なんと10万平方キロメートル超。アメリカの一つの州くらいの広さの海が、ぼうっと光る。

幻想的すぎて、最初は「船乗りの見間違いだろう」と長く思われていたらしいんですが、衛星写真の解析で、本当に起きていることが確認された。

原因はバクテリアの発光じゃないか、という説があるんですが、これもはっきりしていない。なぜそんな広範囲が、あんな風に光るのか。理由は分かっていないままです。

宇宙の星みたいな現象が、海の上で起きている。しかも理由不明。地球、まだまだ知らないことだらけだなと思いました。

しかも面白いのが、この光る現象の目撃情報は、19世紀から200件以上もあるらしいんですよね。船乗りたちの間では、ずっと語り継がれてきた。「あの海域は夜になると光ることがある」と。

でも長いあいだ、科学はそれを「気のせい」として扱ってきた。実際に観測して証明されたのは、ごく最近のことです。

これを知って思ったんですけど、「みんなが見ているのに、誰も証明できないもの」って、世の中に意外とあるのかもしれません。証明されていない=存在しない、ではない。ただ証明する手段がなかっただけ。そういうものが、海にはまだたくさん眠っている気がします。

世界一深い場所、マリアナ海溝の「底」

世界で最も深い海、マリアナ海溝。

深さは1万メートル超。エベレストがすっぽり収まっても、まだ余るほどの深さです。人類が到達できたのは1万900メートルくらいで、「それ以上深い可能性も十分ある」とされている。つまり、本当の底をまだ誰も見ていない。

ちなみに有名な映画監督が、自分で潜水艇を操縦して1万メートル近くまで潜ったらしいです。映画作って、海の底にも行く。スケールが違いすぎる。

で、ここで地味にショックだったのが、そんな深海の底ですら、汚染されているという話です。

人類が立ち入れない深さなのに、ずっと昔に使用禁止になった化学物質が、海溝の底の生物から見つかっている。きれいにするには数百年かかると言われている。

未知の領域すら、もう僕らが汚してしまっている。これはちょっと、考えさせられました。

人類が肉体ひとつでは到達できない場所。地球で一番、人の手から遠い場所のはずなんです。それなのに、人の作ったものはちゃんと届いている。

僕らは深海の底に「行く」ことはほとんどできないのに、「汚す」ことはできてしまった。この非対称さが、なんとも言えない気持ちになります。知るより先に、傷つけている。それが今の人類の立ち位置なのかもしれません。

海底に沈んだ「謎の円盤」と「古代都市」

ここからはもう、完全に都市伝説寄りの話です。

バルト海の海底で、直径60メートルの巨大な円盤状の物体が見つかったことがあります。表面に直線的な模様があったり、近づくと電子機器が誤作動したという報告もあって、「未確認潜水物体」として話題になりました。

UFO説、沈没船説、ナチスが作った兵器説、地球の中心への入口説……いろんな説が飛び交っています。たぶん地質学的な自然物だろうという見方が有力なんですが、決定打はない。「地球の中心への入口」だったら最高だな、とは思います。なるわけないけど。

それと、海底から発見された古代遺跡の話も衝撃でした。

ある海底で見つかった遺跡を年代測定したら、なんと世界四大文明よりはるかに古い時代のものだった、という調査結果が出たことがあるんです。もし本当なら、僕らが習った「人類の文明の始まり」が、まるっと書き換わる可能性がある。

なぜ海の底に都市があるのか。これは氷河期が終わって海面が100メートル以上も上昇した影響で、陸だった場所が沈んだから、という説明がある。つまり、かつて人が住んでいた土地が、今は海の底に眠っている。

クレオパトラゆかりの宮殿が、地震で海に沈んで見つかった話もあります。伝説だと思われていた建造物が、実際に海底から発見される。フィクションみたいな話が、現実に起きているんですよね。

この遺跡が四大文明より古いという話が本当かどうかは、まだ議論があるみたいです。年代測定のやり方に疑問を持つ研究者もいる。だから断定はできない。

でも、断定できないからこそ面白いんですよね。「もし本当だったら、教科書が全部書き換わる」という可能性が、まだ残されている。そのワクワクだけで、ご飯三杯いけます。

考えてみれば、海面が100メートル上がったということは、それだけ広い土地が水の下に消えたということです。今の僕らが見ている地図は、たまたま今の海面で切り取られた一枚でしかない。その下に、いくつもの「かつての世界」が沈んでいる。そう思うと、海って巨大なタイムカプセルみたいだなと思いました。

「すぐそこにある、巨大な分からなさ」について思うこと

ここまで調べて、僕が一番に思ったのは、これでした。

「分からないものは、遠くにあるとは限らない」

宇宙の謎って、なんか遠い話に感じるじゃないですか。何光年も先の話で、自分の生活とは関係ない。

でも海は、地図にちゃんと載っているし、休みの日に行こうと思えば行ける。それなのに、その下にある大半のことを、人類はまだ知らない。すぐそこに、巨大な「分からなさ」が広がっている。

これって、なんか人間そのものにも似ている気がしたんですよね。

毎日会っている人のことも、本当はほとんど分かっていない。自分自身のことすら、よく分かっていない。すぐ近くにあるのに、底が見えない。海みたいだなと。

調べているうちに気づいたんですが、海の謎の多くは「技術が進んだら少しずつ解明されてきた」ものでもあるんですよね。昔は見間違いと思われていた現象が、衛星写真で本物だと分かったり。伝説だと思われていた都市が、最新の探査技術で見つかったり。

つまり、僕らが「謎だ」と思っているものの一部は、ただ「まだ見る道具が足りていないだけ」なのかもしれない。

これって、ちょっと希望のある話だなと思いました。今は分からなくても、いつか分かる日が来るかもしれない。逆に言えば、今分かっていないからといって「存在しない」とは言い切れない。この余白の広さが、僕は嫌いじゃないんです。

だから僕は、「分からないこと」を無理に全部説明しようとしなくていいのかもな、と思うようになりました。

謎を謎のまま、ちょっと畏れながら眺める。100メートルの生物がいるかもしれないと想像してニヤニヤする。それくらいの距離感で、世界の分からなさと付き合っていきたい。

それに、海の謎を調べていると、人間がいかに「陸の生き物」かを思い知らされます。僕らは水深500メートルにも素手では行けないし、深海の暗闇では一秒も生きられない。地球の7割を占める世界に、ほとんど立ち入れない。そんな生き物が、地球を支配しているつもりでいる。なんだか少しおかしくて、少し謙虚な気持ちにもなります。

全部を解明したら、たぶん世界はつまらなくなる。だから僕は、海の底が全部解明されない方に、ちょっとだけ賭けています。まあ、勝手なロマンですけど、そういう夜の妄想も悪くないんですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました